自分自身のための ものづくり / 自分自身のためのものづくりメモ

* デジタルRGB → アナログRGB 簡易変換

#電子工作 #メモ
 8bitパソコン黎明期のデジタルRGB出力をアナログRGBに。

5Vp-p → 0.7Vp-p @75オーム終端 簡易変換

 470Ωの抵抗を直列に入れる。

0.7[V]/75[Ω] = 9.33[mA]
4.3[V]/9.33e-3[A] = 461[Ω]
E24系列で近いのは、470Ω
#461Ωは±5%の範囲。470*0.95=447

5Vp-p → 0.3Vp-p @75オーム終端 簡易変換

 1.2kΩの抵抗を直列に入れる。

0.3V/75[Ω] = 4[mA]
4.7[V]/4e-3[A] = 1175
E24系列で近いのは、1.2kΩ


 XORでの同期合成に74ACT86を使う。4ゲート入りで、残り3ゲートをRGBのバッファに。

 デジタルRGBのは仕様に「TTLレベル」とあるから、74AC86より74ACT86の方が安心。ACでもちょいプルアップしておけばいいだろうけど。

 多めの電流を流すとV(OH)・V(OL)がVCC・GNDまで振り切れない。CD54ACT86のデータシートによれば、VCC=4.5Vにて、VOH=3.94V@IOH=-24mA,TA=25℃、VOL=0.36V@IOL=24mA

 あくまで簡易変換。素直に、1.4Vp-pになるよう分圧して、150Ω負荷駆動のためのバッファを入れたほうがいいかな。

create : 2010/03/27 (Sat)
update : 2010/03/27 (Sat)