自分自身のための ものづくり / 自分自身のためのものづくりメモ

* LP3872/LP3875 1.5A 高速超低ドロップアウト・リニア・レギュレータ

#電子工作 #メモ #部品 #電源
http://www.national.com/JPN/ds/LP/LP3875.pdf
ドロップアウト電圧: 超低ドロップアウト電圧。 代表値は150mA負荷電流時38mV、1.5A 負荷電流時380mV。
 入力電源電圧上限7.0Vが、昔ながらの5VのICに使う際にやや面倒。別のLDOで6Vでも作っておくか?


RSオンラインにて取り扱いあり。
LP3875EMP-5.0,Fast,Ultra LDO,Linear Reg,5.0V
(1.5A, SENSE, SOT223-5)
5〜 @360

LP3875ES-5.0,Fast,Ultra LDO,Linear Reg,5.0V
(1.5A, SENSE, TO-263-5)
5〜 @410

TO220 の LP3875ET の取り扱いは無し、か。


 入力コンデンサ・出力コンデンサは、データシートの「代表的な性能特性」によると、各々100uFのOSCONでいいか。それで、1.5A・100usの負荷にて2.5V出力の電圧変動を20mV以下に抑え込めるようだ。
 RS扱いの面実装のだと、
導電性高分子コンデンサ,SMT,PCG0J151MCL1GS,105°C,6.3V,150μF
あたりか。5〜で@200。
 入力側を耐圧10V(6.3x6),出力側を6.3V(5x6)。各々150uF。
http://www.nichicon.co.jp/products/pdf/cg.pdf

 面実装のタンタルでもいいか?
コンデンサ,固体タンタル,面実装,7343,T491D107K010AT,10V,100uF
10〜 @68
T 491 D 107 K 010 A T
タンタル 491シリーズ Dサイズ 100uF ±20% 10V
Dサイズ:L7.3 W4.3 H2.8


プリント基板のレイアウト設計
プリント基板の設計が適切でない場合、グラウンド・ループと電圧ドロップが原因となり不安定動作を引き起こすので、必ず適切なレイアウト設計を行わなければなりません。入力コンデンサと出力コンデンサは、他の回路の電流が流れないよう独立した配線パターンを用いてLP3872/3875 の入力ピンまたまたは出力ピンとグラウンド・ピンに直接接続します( ケルビン接続)。
(中略)
VIN に対しては大電流が流れ込み、またVOUT からは大電流が流れ出しますが、入力コンデンサと出力コンデンサのグラウンド側リードをケルビン接続すれば、配線パターンによる直列抵抗分の影響を考慮する必要はありません。

 SENSEピンは使うか、使わないか。
また、LP3872/3875 の出力に接続されている負荷が、例えばクロックなど高速にスイッチングするような場合、LP3872/3875 の出力コンデンサが過渡的な負荷電流を供給できるように設計しなければなりません。これはレギュレータのループ帯域が100kHz 以下と低いため、そのような高周波の過渡的な負荷変動に対してレギュレータの制御ループが応答できないからです。すなわち、100kHzを超える周波数領域でのLP3872/3875 回路の実効的な出力インピーダンスは、出力コンデンサによって決まります。
 ちょっと遠目程度なら、SENSEを引き回すより、その分電源パターンを太くした方がいいだろう。

create : 2009/11/14 (Sat)
update : 2009/12/06 (Sun)